京都〜マルセイユ弾丸うつわ旅 2日目

マルセイユ
Marseille

京都を出て27時間、
ようやくマルセイユに到着。
到着して早々、疲れた体に鞭を打ち
今回のサブイベントを実行。
その名も

“ランニング野点”

茶道道具一式をトレランサックに詰め込み、心拍の上がった状態で屋外でお茶を点てる、
という勝手に思いついた新しい取り組み。
(やってる人いるのかな?)

まず野点できるスポットを探しながらアップダウンのある街並みをランニング。

今回は”地中海を眺めながら”がポイント。

ランニング

5キロ走った先で良さそうな海辺を見つけ、
“私作の野点茶碗”
“茶筅師/谷村丹後先生の茶筅”
“茶論ブレンド丸久小山園さんの抹茶”
でお茶を点てる…サクッと一服。

お茶を点てる
Marseilleでお茶を点てる

はぁ、
なんて素晴らしいひとときなんだろう。

今回はじめてのチャレンジだったが、なによりも野点スポットを探しながらのワクワク感がたまらない。
普通のランの何倍も楽しいんじゃないか?!
荷物は重いけど。

フランス人の不思議な光景を見るような視線。
恥を捨てる。
お茶に興味を持ってもらえるかな?
これはやめられない。

マルセイユはフランスで一番治安が悪いと言われているが、確かにほかのフランスの都市とは少し街の様子が違う。日本人が全くいない街。

これは日本文化の広め甲斐がありそうだ。

京都〜マルセイユ弾丸うつわ旅

1日目

午後からの京都市内での打ち合わせ前に、ここぞとばかりに滞在時間90分で宇治観光。

前々から気になっていた遠州七窯のひとつ、朝日焼のモダンなギャラリー。

ギャラリーに入った途端、それまでの雨空が嘘のように太陽の日差しが差し込む。

宇治川に面した、一見古風に見えつつも、ガラス張りの室内からは宇治川を一望でき、新しい風を感じることのできる建物。
室内には展示スペースを兼ねた茶室もあり、そこに差し込む優しい光…まさに自分の将来造りたい姿がフッと浮かんできました。

先代と当代の抹茶茶碗を手に取り、優しい当代の奥様の話を聞きながら、温かい魂を感じ、うつわと対話できる最高の時間。

とにかく全てが素晴らしいうつわ達。

今回はアポなし時間なしだったため、ギャラリーでお話をお伺いするだけでしたが、次回は窯元見学をさせてもらうこととなりました。楽しみがまた増えました。

京都 朝日焼
朝日焼

これから大急ぎでマルセイユに向けて移動。

遠州茶道宗家 点初め

茶道をゆるく始めて数ヶ月、
人生初の自分で着付けた着物で、
人生初のお茶会に出席してきました。

こんなにも格式のあるお茶会に、こんなにも初心者が出席してもいいものかと少々疑問に思いつつも、怖ささえよくわからず、陶芸家だから大丈夫と謎の自信だけを胸にいざ単独出席。
不安といえば、数年来していない正座だけ…

寄付に到着後次々といらっしゃる様々な流派のベテランのご出席者の凄みがすごいのなんの…カッコ良すぎです。
いつかこうなりたいと強く心に誓う。

お茶会自体は流れに身をまかせ、
濃茶→点心→薄茶と淡々と進んでいく。
その中で流れるように行われる、きめ細やかなおもてなしの数々にこれまた感動。

想定内の足の痺れには苦しみましたが、
あっという間の3時間。

知り得る知識と見様見真似全開で大恥をかくことなく、周りの方々にも良くしていただいたお陰で、最高に贅沢な時間をめいっぱい楽しむことができました。

遠州流茶道の深い深いものを、少しだけ垣間見た1日…